MENU
理事長メッセージ
HOME > 理事長メッセージ
時代に応じた住まいと住環境
府公社創立50年-「住んでみたい」「住み続けたい」安全・安心で快適な住まいと住環境の提供を目指すという経営理念の実現に向けて…

大阪府住宅供給公社は、昭和40年11月1日に大阪府の全額出資により設立され、平成27年11月1日をもちまして創立50周年を迎えることとなりました。

設立当初は、府内の住宅不足の解消が最大目的であり、積立分譲方式による住宅供給や、全国で初めて新住宅市街地開発法の適用を受けて開発をおこなった金岡東ニュータウン、さらには千里ニュータウン、泉北ニュータウンという大規模なニュータウンでの多数の住宅供給などにより、府民の生活基盤を確保してきました。

昭和48年の第1次オイルショックを経て、高度成長から安定成長への移行を求められた昭和50年代初頭、住宅においては第3期住宅建設5ヶ年計画の閣議決定により「居住水準目標の設定」がおこなわれ、“量より質”が求められる時代となりました。

そのような中、公社は住宅を躯体(スケルトン)と内装、設備(インフィル)の二段階に分けた供給やメゾネット式タウンハウスの供給、さらには公社がコーディネートした全国初のコーポラティブ住宅の実現や店舗と複合した住宅の建設など、その時代の住宅まちづくりを先導するパイオニアとして、さまざまな事業を推進してきました。

以後も、時代の流れに呼応した住まいづくり、まちづくりを積極的に着手し、関西文化学術研究都市「津田地区」における土地区画整理事業の施行をはじめ、住宅街区整備事業や市街地再開発事業への参画、「官」と「民」が一体となった新しい形のまちづくりに挑戦した「星田アーバンリビング計画」、さらにはカナダとの共同プロジェクトによる特定優良賃貸住宅の建設など、多様な事業を推進し、大阪府の住宅まちづくり政策に貢献する“公的団体”として、常にお客様や地域社会のために対応することを心掛けてまいりました。

その後、社会経済情勢の大きな変化により宅地開発事業や未契約分譲住宅、借上特定優良賃貸住宅において多額の損失を抱えることとなり、その解消を図るため全力で経営改善に取り組み、計画を上回るスピードでの借入金の縮減や社債発行による資金調達コストの縮減など、着実に成果をあげ市場からも評価されています。

その間、平成17年には府営住宅と公社住宅の一元管理をおこなうため財団法人大阪府住宅管理センターとの統合を実現し、平成24年4月からは指定管理者として府内約6万4千戸の府営住宅の管理をしています。

今後も求められる住まいや住環境のあり方は時代に応じて変化していきますが、これまで築き上げてきたノウハウや団地という資産を活かし、建替えや耐震改修、リノベーション等を通じて、地域への貢献や賃貸住宅市場での先導役など、ストックを「公」の視点でとらえて再生をおこなっていきます。併せて、地域コミュニティ形成支援のためのイベント「きずなづくり応援プロジェクト」など、ハード・ソフト両面から団地の魅力を高める取り組みを進めていきます。

「住んでみたい」「住み続けたい」安全・安心で快適な住まいと住環境の提供を目指すという経営理念の実現に向けて、お客様や地域社会のために役職員が一丸となって更なる経営改善に取り組んでいきますので、今後とも、皆様方のご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。

facebook twitter
topへ